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「感覚」を描く -小川洋子「妊娠カレンダー」論-
http://hdl.handle.net/10291/21210
http://hdl.handle.net/10291/21210eb08ce15-8b3c-4555-8e6a-683ee7338035
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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Restricted Access
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Item type | 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||||
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公開日 | 2020-11-27 | |||||||
タイトル | ||||||||
タイトル | 「感覚」を描く -小川洋子「妊娠カレンダー」論- | |||||||
言語 | ja | |||||||
言語 | ||||||||
言語 | jpn | |||||||
資源タイプ | ||||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||||
著者 |
太田, 若葉
× 太田, 若葉
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抄録 | ||||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||||
内容記述 | はじめに「妊娠カレンダー」の初出は一九九〇(平成二)年九月の『文芸春秋』であり、一九九一(平成三)年に、芥川賞を受賞している。二〇代の女性では戦後初の芥川賞受賞者として、話題を呼んだことで知られている。芥川賞選評では概ね好評であり、女性の身体の感覚の描写や、食の描写が評価された。また、末尾の妹の悪意について、吉行淳之介氏が「末尾で困った。」や丸谷才一氏が「末尾で落胆した」などと言及したため、その悪意の明確さや有無に関しては、後の先行研究で多く述べられるきっかけになった。また、「この作品が世に出た当時、主人公とほぼ同年代の女子大生だった筆者の周囲には「この感覚、わかる」と主張する者が多数いた。」と神田法子氏が「特集*小川洋子 全著作解題」で語るように、発表当時の反応としては、「わたし」の感覚に共感する女性が多くいたことがわかる。つまり、芥川賞選評では、同時代の上の世代の選評員に理解されなかった「わたし」の感覚は、同世代には理解されているのだ。また、男女で理解がわかれていることにも着目したい。 | |||||||
書誌情報 |
明治大学日本文学 巻 46, p. 79-92, 発行日 2020-03-31 |
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ISSN | ||||||||
収録物識別子タイプ | ISSN | |||||||
収録物識別子 | 0289-2995 | |||||||
書誌レコードID | ||||||||
収録物識別子タイプ | NCID | |||||||
収録物識別子 | AN00239057 | |||||||
著者版フラグ | ||||||||
出版タイプ | VoR | |||||||
出版タイプResource | http://purl.org/coar/version/c_970fb48d4fbd8a85 | |||||||
出版者 | ||||||||
出版者 | 明治大学日本文学研究会 | |||||||
言語 | ja | |||||||
資源タイプ | ||||||||
内容記述タイプ | Other | |||||||
内容記述 | Article | |||||||
OPACbibid | ||||||||
URL | https://opac2018.lib.meiji.ac.jp/webopac/ufirdi.do?ufi_target=ctlsrh&listcnt=5&maxcnt=100&bibid=SB00006028 |