@article{oai:meiji.repo.nii.ac.jp:00009572, author = {夏村, 徳彦}, journal = {経済学研究論集}, month = {Feb}, note = {Article, 2007年から2008年にかけて拡大した一連の金融危機は,発生源の米国をはじめ各国の主要金融機関を深刻な経営不振に陥れた。その伝染速度と範囲から歴史的な金融危機ともいわれ,特に欧州での影響は大きかった。その打撃をもたらした欧州独自の要因について,本稿ではドル流動性とレポ取引に焦点を当て考察する。欧州における危機拡大の要因分析の多くは,米国と欧州の比較が中心であり,米国の金融危機の伝播とされた。しかし,それだけでは捉え切れない問題もあることから注目された現象がドル流動性不足であった。一方,レポは金融政策の重要なツールとして用いられるほか,証券市場を初めインターバンク,デリバティブ等さまざまな市場で重要な役割を担い,レバレッジを用いた取引にも欠かせない。}, pages = {1--22}, title = {欧州における金融危機拡大の要因-ドル流動性,レポの視点から-}, volume = {38}, year = {2013} }