@article{oai:meiji.repo.nii.ac.jp:00009539, author = {望陀, 芙美子}, journal = {経済学研究論集}, month = {Feb}, note = {Article, 1962年、H. AverchとL. L. Johnsonはその論文において、公正報酬率規則が企業行動に及ぼす影響を分析した。Averch-Johnsonによると、限界費用価格形成方式だと、自然独占産業では赤字が発生し、その操業が不可能となる。そこでコストを償うような公正報酬を企業に認める公正報酬率規制を行った場合、企業にはコスト削減のインセンティブが働かず過剰な資本投入を生むという非効率が起こる。これをAverch-Johnson効果という。自然独占産業における公正報酬率規制は、企業による生産要素の使用を非効率にするといわれている。本稿では、上記の公正報酬率規制によって発生するAverch-Johnson効果をとりあげ、これを検討する。Averch-Johnson効果とはいかなるものか。この効果は現実の被規制産業において生じているのか。}, pages = {37--56}, title = {公正報酬率規制とAverch-Johnson効果}, volume = {20}, year = {2004} }