@article{oai:meiji.repo.nii.ac.jp:00008361, author = {瀬川, 裕司}, journal = {明治大学教養論集}, month = {Mar}, note = {Article, 多くの芸術文化においてそうであるように,映画の世界にも<巨匠>と呼ばれる人々が存在する。一般的に,映画における<巨匠>とは,ファンなら誰もが知っているような<名作>を撮っており,多くの映画賞に輝くなど高い評価が定着していて,時代を超えた広いファン層に敬愛されているような映画作家に与えられる称号であろう。 そういった監督たちのフィルモグラフィーには,かならず<映画の教科書>と評されているような作品が含まれているものだ。<映画の教科書>とは,長い時間をかけて多くの映画人がかたちつくってきた<映画の文法>が典型的に見てとれるような成功例のことだろう。それらは,まさしく各ジャンルにおける<理想形>と見なされ,観客たちの受容における姿勢を決定し,後進の作家たちにも規範として大きな影響をもたらしてきたものだ。}, pages = {13--47}, title = {ビリー・ワイルダーの映画(1)}, volume = {468}, year = {2011} }