@article{oai:meiji.repo.nii.ac.jp:00007105, author = {八角, 真}, journal = {明治大学教養論集}, month = {Jan}, note = {Article, 東京の青梅街道から環状七号線道路に入って南に羽田方面へ向かって進む。間もなく右手に堀之内の妙法寺があり、さらに和田堀まで来ると左手に立正佼成会のモダンな大聖堂が見え、その先の地下鉄方南町駅を過ぎた辺りの左側のガソリンスタンドの裏手に当たつて、一際大きい銀杏の樹と本堂の大屋根の上に釜を載せてある寺が目を惹く。 この寺は念仏山東運寺というのだが、近辺では“釜寺”の通称でとおっている。堂宇などは今次大戦中罹災によって焼失し、昭和二八年に再建されたものである。山門もその折に寄進されたものだが、縁起によると「これは田村右京大夫の芝田村屋敷浅野内匠頭ゆかりの脇門 “あけずの門” にして内匠頭の冥福を祈り供養の為に奉納したもので江戸初期の武家門として貴重な文化財でもある」という。}, pages = {39--80}, title = {鷗外の「山椒大夫」をめぐる一考察(一)-その主題について-}, volume = {33}, year = {1966} }