@article{oai:meiji.repo.nii.ac.jp:00005269, author = {内村, 和至}, journal = {文芸研究}, month = {Feb}, note = {Article, 萩原乙彦はほぼ忘れられた幕末明治期の戯作者・俳人だが、乙彦の仕事は幕末明治期の知識人の様態を考える上で、興味深い問題を孕んでいる。今後における乙彦研究の方向性については、拙稿「萩原乙彦研究序説」に略説したので、本稿では、乙彦についてこれまで語られてきたことを再検証しながら、その人物像を素描しておくこととしたい。 乙彦研究においては、俗謡研究・俳諧研究の場面ではそれなりに言説が蓄積されてきている。しかし、幕末期の戯作者として、また、明治初期の新聞記者・啓蒙書編纂者としての側面はあまり顧みられていない。ここでは、そのように分断されている乙彦の仕事全体を見通す前提として、まず乙彦の人物像・人間像に焦点を絞ってみたいと思う。}, pages = {1--22}, title = {萩原乙彦の人物像-二人の女をめぐって-}, volume = {113}, year = {2011} }