@article{oai:meiji.repo.nii.ac.jp:00005146, author = {圡方, 和人}, journal = {文芸研究}, month = {Jan}, note = {Article, ウィルフレッド・オーウェン(Wilfred Owen)は第一次世界大戦の西部戦線の悲惨さを歌った戦争詩人(War Poet)として知られている。だが、オーウェンの戦争詩をまとめた詩集をよく見ていくと、確かにその主題、主張が反戦的(または厭戦的)であることはいうまでもないのだが、時折それらに似つかわしくないと思われる作品や語句や行があることに気づく。そのわずかな矛盾にこだわらずに読めば、彼を「反戦詩人」として固定化するのはたやすいだろう。だがこの矛盾のなかに、オーウェンの生きた時代とその刻印をさぐる鍵があるのではないか。オーウェンはC.D.ルイス(C.D.Lewis)が『詩への希望』(A Hope for Poety,1934)のなかで述べているように、戦争によって初めて詩人となった。}, pages = {(155)--(188)}, title = {戦争を宿命づけられた世代-戦争詩人ウィルフレッド・オーウェンとその時代-}, volume = {92}, year = {2004} }