@techreport{oai:meiji.repo.nii.ac.jp:00017479, author = {小笠原, 輝}, month = {}, note = {吉井栄治(一九一三~没年不詳)は、将棋界においては朝日新聞社の将棋記者として、また、観戦記者として名を残している。観戦記者としては、『朝日新聞』において「栄」の名義で名人戦の観戦記を九本、順位戦の観戦記を六十二本。『週刊文春』において本名で名将戦の観戦記を十八本書いた。そんな吉井は元々作家志望であり、「北風」「微笑」の二作品で第二十三回直木賞の候補となっている。なかでも「北風」は、関西の将棋界を題材にした将棋小説である。そんな将棋と文学とを行き来した吉井の人物像を、今回は大阪府立高津中学の同級であった織田作之助(一九一三~一九四七)の書簡から感じ取りたい。『定本織田作之助全集第八巻』(文泉堂書店、一九七六年)に収録されている書簡において、吉井が出てくる書簡が残っているのは「杉山平一氏宛」「白崎礼三氏宛」「品川力氏宛」「吉井栄治氏宛」の四名である。順番に見ていく。, 2022-04-01~2027-03-31科学研究費用補助金・若手研究(研究課題/領域番号:22K13043)将棋と文学総合データベースの構築}, title = {織田作之助書簡における吉井栄治}, year = {2023} }